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夏至初候   乃東枯[なつかれくさかるる]

加藤清正公ご生誕日・ご命日

2017年6月24日更新
【キュレーター】眞藤 隆次 熊本エリア

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今日、6月24日は加藤清正公のお誕生日。
永禄5(1562)年6月24日に加藤清忠の子として尾張国愛知郡中村(現在の名古屋駅付近)で生まれたと伝えられます。
ご存命なら今日で455歳…。
母は加冶屋清兵衛の娘・伊都。
武士の家でありながら、ものづくりが身近にあったことで培われた感覚が、城建築の縄張りや土木計画、河川改修、圃場整備など、のちの熊本造りに生かされたのかもしれません。
清正公が築いた熊本城は、西南戦争初戦間際に城守が炎上し、薩軍の攻撃で石垣も清正公の時代にはなかった四斤砲などで散々壊されました。
昭和時代に天守は鉄筋コンクリートで再現されましたが、昨年の熊本地震でその天守も一部壊れ、石垣も大きく損壊しました。
いま、2019年の本丸再生を目指し、工事が急ピッチで進んでいます。
大天守は最上階のコンクリートが全て剥がされ、髪を下ろした武将のような、どうにも見ていて落ち着かない感じです。
しかし、2年後にはまた立派な姿を見せてくれることでしょう。
熊本の地域性を生かしながら生産を増強し、諸外国との交易で経済を活性化し、熊本では農業の神様、土木の神様、商売の神様と、信仰の対象となった清正公。
命日もまた、6月24日でした。(慶長16年6月24日 406年前。)
今日は、お城を眺めながら清正公の偉業を振り返ってみたいと思います。

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