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小暑初候   温風至[あつかぜいたる]

木の匠を受け継ぎ、新たな魅力を創る木魅会

2018年7月8日更新
【キュレーター】眞藤 隆次 水俣・芦北エリア

先日テレビを観ていたら綺麗な木工の灯りが目にとまりました。
九州ネットで放送された熊本の木魅会を特集した番組。
最近、県南方面の林業がやや持ち直して山の中の製材所の稼働が上がったりしているのを見てきたので、これは詳しくお話を伺わなければと思い、木魅会さんを訪問してきました。

お会いしたのは津奈木にある製材所の山口商店の山口さん。
事前に木魅会を調べていこうと思ったのですが、まだHPもなく、新しい試みだということでした。
製材所の山口さんと地域の大工の棟梁の方が中心となり、普通は行わない技術の伝承や学び合いを地域の大工さんや建具屋さんと一緒に進めています。

共通課題の作り物を時間を区切ってそれぞれに作ってみるなど、実習スタイルの技術の伝承。みなさんそれぞれのお仕事が終わってからの研修だということで、伺っている僕の方が頭がさがるような努力をされておられます。

その成果が、たとえばこの薄板のたわみを活かした壁面照明。
網代に編んだ薄板の照明は、面ごとに板の厚みや削ぎ方を変えて光の漏れ具合を変えてあります。
このような工夫や努力の賜物である作品は福岡国際空港の調度品として採用されたり、タイのコンドミニアムに照明を納品したりという動きにつながってきているということでした。

主な素材は檜(ヒノキ)。
小国杉(スギ)もそうなのですが、檜も香りもよく、匠の技が生きる素材です。
そう考えると熊本にはいい材木も豊富にあるように思います。

木魅会では、目指したいのはいい木造建築の家を造ることということでしたが、リフォーム需要が高まるいま、このような壁面照明などを造りこむ大胆な模様替えもあるのかもしれません。
この新たな試みを、しばらく注目していこうと思っています。