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小雪初候   虹蔵不見[にじかくれてみえず]

くまもと手しごと研究所「一勝地曲げワークショップ」開催しました。

2018年11月24日更新
【キュレーター】眞藤 隆次 熊本エリア


秋の三連休、熊本県下ではたくさんのイベントが行われています。
私たちも本日、「一勝地曲げワークショップ」を開催しました。

くまもと手しごと研究所フェイスブックと、私たちのキュレーターの仲間の場として共有しているコミュニティで募集をしたところ、13人の定員を上回る15名様のご参加となりました。
早々に満員となりましたので、満員御礼の表示を出させていただいたところです。

今日はお天気も良く、朝の冷え込みも午後には緩み、会場となった熊本市中央区新町の HARU-Lab.(ハルラボ)には暖かな日差しが差し込んでいました。

ご参加者の手元には半完成品の曲げわっぱの材料が準備されています。
この部品を組み上げていきます。

曲げの工程は、薄い部材を煮沸して繊維を柔らかくして曲げていくのだそうです。大掛かりな作業ですので、その曲げの工程と接着、上下部材の削り出しまでは終わっています。

その輪っか状の曲げに、補強のために穴を開け、山桜の皮で編んでいきます。
ここで使用する樹皮は原生の山桜が最も強く適しているということでした。人の手によって植えられた桜は、花のつきを早くするための交配など人の手が入っており、皮が薄くなるので曲げわっぱの留めの部材としては適していないのだそうです。

曲げの補強が済んだら、天板と底版を合わせます。
熊本県南は杉も檜も産する地域。だから側板の曲げ部分には檜を、天板底版には杉を使います。
檜には耐久性と調湿性があり殺菌効果もあります。天板底版に使う杉には調湿性・調温性があります。全国的には杉だけ、あるいは檜だけで作る曲げわっぱも多い中で、一勝地曲げに伝わる人吉盆地の技術では、それぞれの木の特性を生かした組み合わせがなされています。

そんなお話を伺いながら、天板底版を竹釘で固定し、紙やすりで手になじむように角を落として完成です。

作り終わったら、皆さん一緒にHARU-Lab.の相藤春陽さんの手作りぜんざいをいただきました。
今年は国産の小豆が高騰しているようですが、その国産の品薄な小豆を探され、戻すところから手作りされたぜんざい。
お豆感の残り方が絶妙で、紅白のお餅や白玉が入ったぜんざいは、一仕事終えたという気持ちにふわっと入ってくるような上品な甘さでした。

今回はこのような趣向でワークショップを行いました。
春先にはまた別の趣向のものを考えていますので、今回ご都合が合わなかった皆様もぜひご参加くださいね。