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立夏次候   蚯蚓出[みみずいずる]

初夏と平和を告げるオリーブの花

2016年5月13日更新
【キュレーター】木下 真弓 天草エリア

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天草では、島のあちこちで初夏の訪れを告げるオリーブの花が咲きはじめました。ところで、オリーブにはいくつかの花言葉があります。そのひとつが「平和」というもので、旧約聖書の「ノアの方舟」に由来します。神が人々の罪をいさめるためにもたらした大洪水から逃れるため、方舟にのった人々。彼らに地上の洪水がおさまったことを知らせたのが鳩が持ち帰ったオリーブの枝でした。また、ヨーロッパなどでは古来から、浄化や魔除けのひとつとしても用いられるそうです。写真の花は昨日、天草市の市庁舎別館で見かけたもの。熊本・大分の人々に、おだやかな日常をもたらす花となれば…そんな思いで、この花を見つめていました。
ちなみに、五和町にある「天草オリーブ園」でも昨日から、オリーブが開花をはじめたそうです。同園では、花の見頃に合わせ、5月31日まで「お花見Monthly」というイベントも催されています。詳しくは、こちらでご確認ください。
【天草オリーブ園AVILOのブログ】
http://www.avilo-olive.com/blog/2016/05/13/%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%84%E3%82%88%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AE%E9%96%8B%E8%8A%B1%E3%81%A7%E3%81%99%E2%9C%BF/(別窓リンク)

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