小満初候 蚕起食桑[かいこおきてくわをはむ]
くまもと手しごと研究所展示、始めました。
私の身辺ではまだ年度替りのバタバタが続いています。
そんななか、熊本県庁の新館と本館を結ぶ地下通路の一画で「くまもと手しごと研究所」の展示を行っています。
パネルではくまもと手しごと研究所の紹介、下の方では暮らしに取り入れやすい手しごとものの紹介としました。
本館地下から新館地下へはゆるい勾配の下り坂になり、視点が下に向くことから、スペースの下半分に集中して展示物を置きました。
紹介した手しごとものは実際に普段の暮らしに取り入れられているものたち。
大量生産品と比べると、唇当たりが良かったり、竹素材の手触りが良かったり、切れ味が良かったり、修理が効いたり、鹿革の柔らかさが心地よかったりするものばかりです。
また八代市東陽町からはキュレーターの黒木さんには鹿革クラフト製品を持って来ていただきました。
それも展示しています。
今回は暮らしのアクセントに、くまもとの手しごと品や、季節の催事を取り入れるご提案です。
県庁を訪問された折にはぜひご覧ください。
5月31日までの展示です。