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大寒初候   款冬華[ふきのとうはなさく]

冬の川霧が育む相楽茶と、日本茶文化を体験

2020年1月20日更新
【キュレーター】木下真弓 人吉・球磨エリア

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【冬の川霧が育む相楽茶と、日本茶文化を体験】

真っ白な濃霧にインターの降り口を見逃し、宮崎県でUターンしてようやくたどり着いた土曜の人吉。川辺川から立ち上る川霧がコクのあるおいしい茶葉を育むことで知られることもあり、普通ならネガティブ要素なはずの濃霧も、「おぉ、さすが人吉。霧にけむる小京都♡」とか思えちゃうのがすごいところです。筆者のふるさと天草も「おぉ、さすが東シナ海。躍動する海♡」と、ワクワクしていただけるようにしたいものだと思います。

ところで、この日は人吉にインバウンド向けモニターツアーの取材。人吉球磨のお茶はもとよりウンスンカルタの継承を図るなど人吉球磨の文化を伝えるお茶屋さん「立山商店」の立山茂さんご夫妻や、茶農家の嫁同士で手を取り合ってお茶の未来を模索する宮崎さんたち。品評会で親子受賞を果たし、にっぽんの宝物グランプリの世界大会にも出場した 川上誠一さん親子や、信國さん、山村さん。そして、人吉の郷土料理を味わう「ひまわり亭」や人吉球磨の風土を伝える食体験を提供する「リュウキンカの郷」を営む 本田 節 さん。そして熊本県立大学の学生さんらがタッグを組んでつくりあげる着地型旅行商品のブラッシュアップの機会を垣間見せていただきました。

今回の企画の首謀者は行政ではなく、「商人×料理人×生産者」。茶畑の見学と茶摘み体験にはじまり、茶の天ぷらやまんじゅうづくりといった食体験と、茶づくし料理を満喫し。日本茶の淹れ方と、10種類の日本茶のテイスティングを楽しむ企画です。それぞれの立場で人吉を見つめる人たちがつくりあげようとしているものだけに、その本気度と吸引力はハンパないっ!

今回モニターとして参加してくださった県内在住のALTの皆さんも終始、とても楽しそうに過ごしていました。「にゃんこ先生♡」とはしゃぐ人や、モニターツアー終了後に聖地めぐりを楽しむ女性もいるなど、「夏目友人帳」のパワーも感じた1日でした。

水戸岡デザインの新舟導入でも話題を呼んだ「球磨川下り」。大畑駅のレストラン「roop」や、矢岳駅の旧駅長官舎をリノベしたオーベルジュ。ダイナミックな鍾乳洞の冒険を楽しめる「球泉洞」に、日本遺産にも認定された茅葺き屋根の神社仏閣や仏教美術、28蔵元の「球磨焼酎(くましょうちゅう)」などなど。日本の原風景プラスαの魅力が満載の人吉から、ますます目を離せません。

1月20日の投稿
大寒×体験
人吉球磨エリアの情報
キュレーター 木下真弓

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