ページ内移動リンク

小雪末候   橘始黄[たちばなはじめてきばむ]

2019女子ハンドボール世界選手権大会と肥後手まり

2019年12月2日更新
【キュレーター】眞藤隆次 熊本エリア

写真ギャラリー 飛ばしてテキストへ

【2019女子ハンドボール世界選手権大会と肥後手まり】

11月30日(土)。
熊本でハンドボールの世界一を決定する、2019女子ハンドボール世界選手権大会が始まりました。
これから12月15日(日)まで熱い試合が繰り広げられます。

この開催に合わせて、11月29日から12月1日まで熊本市の中心部・下通りアーケードでは「第13回 肥後のつりてまり」が開催されました。

肥後てまりは江戸時代前期に誕生し、その後、色や柄などデザインが発展して熊本を代表する玩具や飾り物となり現在に伝えられています。
その肥後てまりを櫓の中に吊るし、楽しむのが「つりてまり」。
熊本の一般の方々によりこのてまりは一つひとつ手作りされました。
その製作を指導されたのはくまもと手しごとムービーでもご登場いただいた鶴田美知子先生。
大小様々なてまりが下がっている姿は壮観です。

この土日、ラグビーワールドカップに続き、ハンドボールの大会に来られた海外からのお客様が下通りには多く歩いておられました。
皆さん、てまりをアップで撮影したり、つりてまりをバックにポーズを決めて撮影したり。
ハンドボール大会だからこそ、熊本に古くから伝わるてまりが皆さんの興味関心を引いたのだと思います。

また、この機会に多くの海外からの、そして全国からお客様がこられていることを実感しています。
私もハンドボール大会にお越しいただいた東京のお客様(ドイツから来日中の学生の方も含め)を土曜、日曜と熊本の各所をご案内していました。

熊本城ではコンゴの選手、スウェーデンの選手の皆さんが熊本城を見学されているところに遭遇。
それぞれの国のお城とは違う珍しい(?)風景のなか、笑顔で歩いておられたのが印象的でした。
(選手の皆様の体格も凄かった!)
このような交流が今後も増えていくといいなと思います。

2019年12月2日
キュレーター:眞藤隆次
小雪×2019女子ハンドボール世界選手権大会と肥後手まり

「エリア最新情報」「候の最新情報」へのナビゲーションエリア 飛ばしてフッターへ

ここから共通フッター