芒種末候 梅子黄[うめのみきばむ]
初夏のしつらい
【初夏のしつらい】
天草は梅雨のなかやすみ。海は穏やかに凪いでいて、雲の切れ間からは青空も見えています。こんな日は、外を散策してみるのもいいですね。太陽の光を浴びて歩くことで、しあわせホルモンとも呼ばれるセロトニンが増えて、梅雨時期の鬱々した気分も吹き飛ばせそうです。
庭先や山肌に点在する紫陽花もすっかり満開です。今日のように、6月の「6」のつく日に、紫陽花を摘んでトイレに飾ると一年間、女性特有の病から逃れられるともいわれています。信じるか信じないかは別として、初夏のしつらいとして楽しんでみるのもいいかもしれませんね。私も庭先に咲く紫陽花を摘んでスワッグ風にしてみました。イメージは「雲の切れ間からのぞく青空」風。一年をすこやかに、こころ豊かに過ごせたらと思います。
目でみて楽しめる紫陽花スポットはこちら
(地域の方々が大切に育てているものなので、摘むのはご遠慮ください)
↓
●あじさい通り(大矢野町)
https://kami-amakusa.jp/archives/view/1478(別窓リンク)
●西の久保公園(本渡)
http://hp.amakusa-web.jp/a0356/Oshirase/Pub/Shosai.aspx?AUNo=2552&Pg=1&St=0&OsNo=51(別窓リンク)
●天草町福連木の国道沿い(福連木から下田温泉方面へ向かうと、石立集落手前の左側にきれいな紫陽花並木があります)
2020年6月16日
芒種×風景、ならわし
天草エリアの情報
キュレーター 木下真弓