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立冬次候   地始凍[ちはじめてこおる]

天草感溢れるうつわたち

2020年11月15日更新
天草エリア

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【天草感溢れるうつわたち – 銀座熊本館・くまもと手しごと研究所フェアin東京】
現在、銀座熊本館で開催中の「くまもと手しごと研究所フェア in 東京」。
コーナー左のヤマチクさんの竹箸、右の工人舎さんの木工品や熊本フードラボさんのドレッシングに囲まれて、真ん中と手前にあるのが「内田皿山焼」さんのうつわたち。
今回は特にカップと魚紋をあしらった5寸皿・6寸皿を選んで持って行きました。
カップはざらつきを残したつくり。
国内有名陶磁器産地で作られる白磁用の真っ白な陶石を産する天草ですが、その真っ白な材料とするために、含まれる鉄分などを取り除く加工を行います。
でも、そんな鉄分なども天草の陶石や粘土の特徴・性格でもある。
そこに着目して、あえて加工前の素の状態の材料から練り上げたのが、このカップたちです。
持つと、表面のざらつきがむしろしっかりと掌に馴染みます。
フチは丁寧に作られているので唇あたりがとても気持ちいい。
内側は白磁の中に点在する黒い成分の点々が、焼酎のお湯割の向こうでゆらゆらと表情を演出してくれます。
タンブラーもあるのですが、今回はお値段が手頃なカップをお持ちしました。
焼酎のお湯割りのほか、葛湯や生姜湯などの半透明のもの、ココアなどを飲むときにちょうどいいサイズです。
丸みを帯びたものと、シュッとしたものの2種類のカップを置いています。
5寸皿、6寸皿はいずれも鯛の絵柄のものをご準備しました。
絵柄は天草更紗(あまくささらさ)に用いられた柄をモチーフにしています。
天草は鯛の名産地。
天然はもとより、養殖も行われ地元では大変親しまれているお魚。
そんな親しみある鯛が天草更紗の柄になり、内田皿山焼のお皿として天草ならでは感を醸し出しています。
素の天草陶石の素材を生かしたもの。
天草特産の鯛の、昔から親しまれてきた絵柄を生かしたもの
いずれも天草を感じるうつわです。
銀座熊本館「くまもと手しごと研究所フェアin東京」は11月23日(月・祝)まで。
お近くの方は是非お越しくださいね。
場所:銀座熊本館 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目3-16
▶︎銀座熊本館Facebook

https://www.facebook.com/ginzakumamotokan/posts/3969500713101132(別窓リンク)


2020年11月15日 
くまもと手しごと研究所in東京
立春×熊本の竹工品・木工品・陶磁器・味

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