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白露初候   草露白[くさのつゆしろし]

風の生命体になりたくて、初秋の宇土半島へ

2021年9月8日更新
【キュレーター】浦 ひとみ 宇城エリア

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現在、美術館で開催されている展覧会のCMで風を受けて進む砂浜の生命体。
その気持ちよさそうな映像。
私も風の生命体になりたくて、そのCMの撮影も行われた宇土半島へ。
JR宇土駅で電車から天草方面のバスに乗り換え、最初の目的地、三角西港へ。
見上げると天草へと繋がる橋。
水面が太陽の陽射しに揺れている中、静かに糸を垂らす釣り人。
平日という事で、訪れる人も少なめでしたが、
その分、ゆっくりと自分のペースで。
そんな建物にはためく旗を発見!
「三角カバン」。
洋館の扉を開けると熊本や天草のお土産、手づくりのアクセサリー。
入ってすぐのところに「三角カバン」のバッグやポーチがありました。
私は、マリンブルーのポーチを買いました。
そして、もう1つ、気になる旗のはためくお向かいの洋館へ。こちらの目的は、「馬刺しまん」。
馬刺しの桜屋さんの馬刺しまんを取り扱いされています。
 食感を出す為にダイス状にカットされた馬刺し。
皮も、 しっとりとした感触と甘みが、具材とマッチした
ボリュームたっぷりの馬刺しまんです。
再びバスに乗り、宇土マリーナへ。
何はさておき、海岸沿いへ。
実は、この時間にここに来たのは、宇土マリーナ近くの
御輿来海岸の干潮によって見える波紋を見る為。
今、御輿来海岸は、午後の時間に干潮になります。夕焼けに映える波紋も美しいですが、午後の陽射しの中でのモノトーンの波紋も素敵です。
再び、宇土マリーナへ。
宇土マリーナの後方には、有明海に突き出た遊歩道があります。向かい側に見える雲仙の普賢岳を見ながらぐるりと。
遊歩道へ向かう芝生にはアーテイストによって作られた造形物もありました。
宇土市特産品を使ったアイスクリームも美味しい。
再び、バスに乗り、宇土駅へ。
旅の終わりは「うと餅」で。
昨年から続くコロナ渦に翻弄される日々。
最近は、新規感染者の数は減少傾向ですが、重症の方、死亡される方の多さが気になります。
自宅療養者が増えるのは、病院の受け入れる事の出来るキャパを超えているという事です。
感染症は、ワクチンももちろん大事ですが、日頃のこころがけで防ぐ事が出来ると思います。
もう季節は秋。クリスマスや年末年始は、今よりも楽しい時間が過ごせるようにもうひとふんばり。

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