くまもと手しごと研究所コーナー
くまもとの玩具を集めました。
8月に入って夏休みもたけなわとなってきました。
そこで熊本の鶴屋百貨店東館6F東急ハンズ熊本店に、熊本の手作り玩具のコーナーをつくりました。
出品頂いているのは「おばけの金太」(厚賀新八郎)、肥後手まり(肥後手まり同好会)、きじ馬と花手箱(宮原工芸)、木葉猿(木葉猿窯)、彦一ごま(伊芹眞彦)(以上、敬称略)の作品です。

おばけの金太は肥後熊本の生き人形の流れを汲んでいるそうです。

手まりは平安時代の貴族の遊びだった蹴鞠の鞠が女の子用の愛玩用の玩具となって江戸時代に奥方に広がり、きらびやかな装飾をまとって今に至るのだそうです。


きじ馬と花手箱は、その鮮やかで大胆な色使いを見ると平家落人がつくったという言い伝えが真に迫ってきます。

木葉猿のバリエーションにある彩色された馬に乗る土人形は、
奈良時代から伝わるモチーフなのだそうです。

彦一ごまは、見て可愛く、バラしてまわすと大人でも手慰みとして結構楽しいもので、
新作の「おてもやん」は身体をねじった様がまるで玉三郎さんのよう(笑)です。
熊本に住んでいると見慣れた感じもしますが、お子様お孫様と一緒に東急ハンズの売り場へ来て改めてご覧になってはいかがでしょうか。
8月18日までの開催です。翌19日からはくまもと手しごと研究所がお勧めする、秋にぴったりの熊本の竹工芸品をご披露します。