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東急ハンズ熊本店 手しごと研究所コーナー
熊本の竹細工特集を始めました。

二十四節気:立秋 [ 2014年08月22日 ]

東急ハンズ熊本店
手しごと研究所コーナー
熊本の竹細工特集を始めました。

雨ばかりの8月で、暑気への身構えをどこに向けていいのかわからないうちに秋の声が聞こえてきました。
そこで秋を楽しめる、しっとりとした落ち着きのある「熊本の竹細工特集」を、東急ハンズ熊本店くまもと手しごと研究所コーナーで始めました。

現在店頭に並んでいるのは日奈久の桑原竹細工店・桑原哲次郎さんの作品。
丁寧に編み込まれたり、きれいな造形で組み上げられている作品が印象的です。

全部で20数点の作品を展示しているのですが、その中からいくつかご紹介します。

いちばん大きくて目を引くのは「バスケット二本手」。
大きめのバスケットは様ざまなものを入れて運ぶために作られたもの。現代であればアウトドアでトートバッグの替わりに使うのもいいですね。
網代の編み目が美しいバスケットは静かな存在感があるので、洋室でも和室でも部屋に置いておくだけでインテリアになります。


丸くて印象的なカゴは「浜籠」。
もともとは浜に持って行って、収穫したアサリなどの貝を入れるものだそうです。
ある程度溜まったら、籠ごと潮だまりにつけてバサバサ動かします。
砂や貝以外のものや、所定の大きさ以外の稚貝が落ちるように底の編みが粗く作られています。
シンプルだけどなかなかの知恵ですよね。現在は野菜籠として使われたりすることが多いということでした。


そして。
ナリは小さいのですが存在感があるお弁当箱。
二段弁当で、内側には朱の漆が塗ってあります。なんとも上品なお弁当箱です。


そのほかにも、ひと工夫ある笊や、巾着つきのバスケットなど、熊本の竹細工のレベルの高さが分かる商品を並べています。

桑原哲次郎さんの作品は9月15日まで展示販売していますが、数に限りがありますので興味がある方はお急ぎ下さい。

また、9月2日から9日までの間は、山田庸介さんの竹細工作品も加わります。
お楽しみに。

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